てぃーだブログ › ARCHIPROGRESSのブログ › 2010年10月

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Posted by TI-DA at

2010年10月07日

密実なコンクリート

みなさまこんにちは。密実なコンクリートってどういうコンクリートだと思いますか?
簡単に言うと密度の濃いコンクリートのことなんです。
では密度の濃いコンクリートってどういう状態のコンクリートをいうのでしょうか ( ..)φメモメモ
一口にコンクリートといっても生コン(固まる前のコンクリート)の成分はセメント+水+骨材(バラス)+砂+空気
で構成されていています。水の量を減らすとスランプの小さいコンクリート(固いコンクリート)になるわけで
さらにコンクリート打設の時にバイブレータで振動を与えたり、枠を叩いたりして空気や水を出してあげるように打設するのですが、
これだけでは密実なコンクリートとは程遠く、もうひと押しが必要なんです。
それはいったん打設したコンクリートに15分から30分ほどしてさらにバイブレータで再振動を与えるのですムカッ























上の写真の左側にいる人達が打設しているところで奥の右側にいる人達が再振動をかけている人達です。

再振動によっていったん左官をかけた部分が、なんと2~3センチも沈むんです。
これはどういうことかと言いますと、再振動によって沈んだ分空気と水が生コンの外に出され、密度の濃い
密実なコンクリートが出来るというわけなんです。

コンクリート工事一つにもここまでこだわるといいコンクリートが出来るんですねキラキラ 
それでは今回はこの辺でパー

  

Posted by ARCHIPROGRESSアーキプログレス at 19:37Comments(0)

2010年10月05日

スラブ打っち~

沖縄ではコンクリート打設工事のことを『スラブ打っちー』と言います。
今回はその『スラブ打っちー』について書いてみたいと思います。
スラブ打っちーの際には、まずミキサー車が到着した時に、出荷伝票なるものを確認します。
下の写真が出荷伝票↓
 















そこで何を確認するかというと、設計で指定した生コンであるかどうか(強度、スランプ、骨材の大きさ)の確認と、出荷時間の確認です。
実はコンクリート打設工事は生コンは出荷時間から打ち終わりまで90分以内と定めらているんです。その時間を過ぎるとオーバーミックス
といって、いわゆる混ぜすぎで(ミキサーは常に回ているため)砂と水と骨材とセメントペーストが分離してしますからなんです。
ちょうど賞味期限切れと同じ現象です。

それから今度は受入れ検査といって、出荷伝票通りの生コンかどうかを現場で検査するわけです。
検査の内容は主に3つです。スランプ検査(コンクリートの固さ)、空気量検査(生コンの中に含まれている空気の量を機械を使って測定します)、最後に塩分検査(生コン中に含有されている塩化物量を機械を使って測定)
下の写真が検査後の写真↓
 
 





















以上3つの検査に合格したら、打設の合図をしてやっとコンクリートが流しこまれるんです。
流しこんでいる状況↓
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Posted by ARCHIPROGRESSアーキプログレス at 17:26Comments(0)

2010年10月01日

撮影してみました。

先日購入したデジタル一眼+広角レンズで実際に撮影してみました。
やはり違いますねぇ、画質も全然違うし、何と言っても撮影範囲が違う!
上の写真と下の写真どちらが普通のデジカメでどちらが広角一眼かわかりますか? 
  

 
一目瞭然ですよね。同じ位置から撮影してるですよ。
しかし、写真は腕ではなくてカメラで決まるんですね(違うとは思いますが)
撮影にばかり夢中になっていましたが、しっかり配筋のほうも検査して、無事合格でした。
明日の朝からコンクリート打設です。どうか晴ますように晴れ  

Posted by ARCHIPROGRESSアーキプログレス at 18:13Comments(0)